もしあなたが会社員一本で生計を立てているならば、税金に関しての詳しい知識 はそれほど必要にならないかもしれません。しかし電話占い師の場合、自分の工夫次第で払う税金の額に大きな差が出てくることもあるのです。基本的なことだけでも知っておくことで、いざというとき役に立つかもしれません。今日は電話占い師にかかる税金の種類についてまとめてみました。
目次
税金は「年収」ではなく「所得」にかかる
電話占いは意外に出費がかさむ業種です。タロットカードや水晶玉、勉強のための講座の費用、書籍代金等、毎日何やかやといってお金が出ていきます。これらを経費として一年間の総収入である「年収」からひき、残ったお金のことを「所得」と呼びます。税金はこの「所得」に対してかかっていくものです。
・年収-経費=所得
実際にはさらに「控除」をひいたものが、課税対象額となり、それに税率をかけることで税金が算出できるのです。
(所得-控除)×税率=税金
となります。
では実際税金にはどんな種類があるのでしょうか?
電話占い師が払う税金の種類
まれな例外を除いて、ほとんどの電話占い師は電話鑑定会社と「業務委託契約」を結び、報酬として賃金を受け取っています。こういった場合、会社員やパート、アルバイトのように雇用されて給与を受け取る立場ではないので、個人事業者の扱いになります。そう、独立しているということですね。個人事業者が払わなければいけない税金は主に以下の2つです。
・国の税金=所得税、消費税
・地方税=個人事業税、住民税
このうち消費税は売上1,000万円以下の人には関係ありません。そして個人事業税は、事業所得290万までの人にはこれまた関係ありませんので、まずスタートを切るに当たって注目すべきなのは、所得税と住民税になります。
電話占い師の所得税について
所得税は一年間の総所得に対してかかってくるもので、毎年「確定申告」という形で自己申請しなければいけません。税額は個々人に応じた所得控除を差し引きし、その金額に税率を掛け合わせた金額となります。
リンク1:所得金額から差し引かれる金額(所得控除)
https://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/shoto320.htm
リンク2:所得税の税率
https://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/2260.htm
所得-各種控除=課税対象額(A)
(A)×所得税率=所得税額(B)
もし所属している会社が、毎月のお給料から源泉徴収を差し引いている場合、その分を支払うべき所得税額(B)から差し引き、残りがその年あなたが収める額(C)になります。
所得税額(B)-源泉徴収額=実際に支払う額(C)
※もし源泉徴収で多く払いすぎて合計がマイナスとなる場合は、もちろん還付金 が受け取れます。
所得税額>源泉徴収額の場合 差額を支払います
所得税額<厳選徴収額の場合 差額が返ってきます
それではおおまかな数字を用いての例を見てみましょう。(金額はわかりやすいようにデフォルメしています)
専属の場合
・1社のみ(専属)で働くバツイチA子さんのパターン
年収200万、必要経費50万円、基礎控除38万円、寡婦控除38万をひいて、課税対象額は74万円(A)74万円×税率5%=3万7千円(B)
A子さんは会社から源泉徴収を20万円天引きされていたので、
3万7千円-20万円=-16万3千円(C)
というわけで16万3千円が、A子さんが受け取る金額になります。
掛け持ちの場合
中には電話鑑定会社を掛け持ちしていらっしゃる人もいるでしょう。そういった場合も、全ての収入を合計したものから、経費や控除分をひき、 所得税額を計算していきます。
・2つの電話占い会社を掛け持ちのB子さんのパターン
一つ目の会社からは100万円、二 つ目の会社からは250万円、合計350万の年収。必要経費50万円、基礎控除38万円をひいて課税対象額は262万円(A)。262万円×税率10%=26万2千円(B)
B子さんは一つ目の会社からのみ源泉徴収を約10万円天引きされていますので、
26万2千円-10万円=16万2千円(C)
これがB子さんが支払う金額になります。
副業の場合
・会社で事務職の契約社員として働き、給与所得を得ているC子さんのパターン
年末調整後、本業の課税対象所得が200万あるC子さんは、電話占い会社でプラス100万の収入を得ました。必要経費30万、基礎控除38万をひき、副業の課税対象額が22万。本業所得200万+副業所得22万=222万(A)
これがC子さんの課税対象額になります。222万円×税率10%=22万2千円(B)C子さんは本業の会社で源泉徴収として既に20万円天引きされていますので、22万2千円-20万円=2万2千円
これがC子さんが支払う金額です。
※ちなみに副業の場合、控除前の所得20万までなら確定申告の必要がありませんので、C子さんの副収入が50万に収まるか、もしくは経費がその分増えていれば申告の必要はありませんでした。
電話占い師の住民税について
確定申告をした場合、税務署から自分の住所のある市町村の方へ、自動的に所得の報告が行きます。それに基づき算出されるのが住民税です。
住民税には2つの種類があります。
2つの住民税
・所得割:所得金額に応じて課税される(一律10%程度)
・均等割:所得金額にかかわらず定額で課税される(現在4000円程度)
細かい控除の内容や額などは異なりますが、算出方法は所得税とほぼ一緒で、全ての所得を合計したものから、控除分を引き、課税対象額が決まります。ただし、確定申告をした人は住民税の申告をする必要はなく、市町村サイドで計算して請求がきます。副業の人で住民税が天引きされている人は、その分あらかじめ引かれた金額の請求となります。
参考リンク 住民税とは? 計算方法と納付方法
https://allabout.co.jp/gm/gc/14737/
まとめ
いかがでしょうか?今回は電話占い師にかかる税金の種類についてご紹介しました。税金はややこしく、難しい部分もありますよね。しかし、知識を深めることで過払い分が返ってくるなど思わぬ得をすることもありますので、ぜひ勉強してみてくださいね!
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